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  • 世界バドミントン選手権大会2021 銅メダル獲得! 山下恭平選手

2022.1.17

2021年12月にスペインで開催された「第26回バドミントン世界選手権・混合ダブルス」で、山下恭平選手(NTT東日本所属)が銅メダルを獲得されました!
バドミントン競技・男子では、世界選手権・オリンピックを通して岡山勢初のメダルです。
岡山市出身の山下選手は、小学生のころから年代別日本代表に選出され、高校時代には倉敷の岡山県立水島工業高等学校・バドミントン部に所属していました。学生時代から全国大会で活躍し、大学では全日本学生選手権男子ダブルスで2度優勝、全日本総合選手権混合ダブルスでベスト4の成績を残しています。
社会人1年目の23歳、世界ランキング53位で迎えた今大会。結成3年目の山下・篠谷組は、初出場ノーシードから2回戦で第6シードのイングランドのペアに競り勝ち、次々とシードを破り、準決勝で東京五輪銅メダルの渡辺・東野組に敗退したものの、快進撃を見せました。

その興奮冷めやらぬ中、インタビューにご協力いただきました。(リモート取材)

 

Q1 世界選手権初出場、銅メダルおめでとうございます。メダルを手にしたときの、感想はいかがでしたか?

正直驚いています。まだ実感が湧きませんが嬉しいです。しかし、まだこれから多くの大会でこの結果以上を出せるように頑張ります。

Q2 大会を振り返って、印象に残った試合や場面は?

2回戦のイングランド戦で格上のペアだったのですが粘って自分たちの持ち味のラリーをして点を取るというゲームができ勝つことができました。そこから良い流れができて自信にもなりこの結果に繋がったと思います。

Q3 混合ダブルスの魅力を教えてください。

相手ペアとの駆け引きやパートナーの持ち味を引き出すことによって相手ペアが崩れたり、自分たちの雰囲気が良くなったり流れが良くなることによって点数が取れると面白いなと思います。あとは男子の守備範囲、スピードも重要なのでもっとできるようにしたいです。

Q4 山下選手のプレーでの強みや注目してほしいところを教えてください。

粘り強さや、誰よりも負けないというメンタル。

Q5 倉敷ではどんな学生生活を送られていましたか?

毎日バドミントンと向き合う生活できつい時もありましたが、いまそれが私の原点だと思います。そして国内でも多くの大会に参加することができ、日本だけでなく多くの国々に行かせてもらい感謝しています。

Q6 今後の目標や意気込みをお願いします。

 パリオリンピックに出場しメダルを獲得できるようにすること。そして、みなさんに恩返しできるように取り組んでいきます。

 

山下選手は12月末に発表された2022年の日本代表選手にも昨年に続き内定し、今年も活躍が期待されています。
(1月17日に格付けの高い国際大会を回る主力のA代表に選出されました。)
今シーズンは2月の国内トップリーグ「S/Jリーグ」からスタートし、8月には東京で世界選手権が開催。

2024年パリ五輪の出場に向けて飛躍の年にしてください。
倉敷から応援しています!!

お忙しい中、ご協力ありがとうございました。

 

山下 恭平選手
1998年10月12日生まれ 岡山市出身 NTT東日本 所属
小学生からバドミントンをはじめ、国内外の大会で活躍中
岡山市立福田中学校→水島工業高校→日本体育大学
平成27年・28年度には「※倉敷市ジュニア指定選手」に選出
この時の支援事業で学んだメンタル・栄養・筋力バランス等サポートが今では強みとなっている。

※「倉敷市ジュニア指定選手」とは…「倉敷市スポーツ医・科学支援事業」の一環で、将来有望な中学生や高校生を倉敷市が「倉敷市ジュニア指定選手」に認定し、個々の競技レベルや競技種目に応じて、コンディショニングや栄養、心理面から的確なアドバイスやきめ細やかなサポートを行うことで、倉敷市の競技水準の向上を図る事を目的とした事業。(令和3年度倉敷市ジュニア強化選手

 
主な成績等
【大学】
2020年
・全日本総合選手権大会 混合ダブルス ベスト4・ダブルス ベスト16
2019年
・全日本総合選手権大会 混合ダブルス ベスト8・ダブルス ベスト16
・全日本学生選手権大会 ダブルス 優勝

【高校】
・全国高等学校選手権大会 団体・ダブルス ベスト8
・全国高等学校選抜選手権大会 シングルス 2位・ダブルス ベスト4