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  • Vリーグを目指す地元バレーボールチーム ~倉敷アブレイズ~ 前編

2020.9.4

 昨年「倉敷」の名を冠して設立された、実業団女子6人制バレーボールチーム、「倉敷アブレイズ」。
倉敷市南畝を拠点に日々活動されています。
 チーム結成から約1年半が過ぎ、現在のチーム状況などを倉敷アブレイズ・事務局の宇都木さんに取材させていただきました。(リモート取材)
 前後編の2回に分けて、お届けします。

Q1 改めて、チームの紹介をお願いします。

A: 結成から1年が経ち、今年の1~3月にかけて全国大会にも参加することが出来ました。選手も1期生、2期生と年々増
 えており、倉敷発のVリーグ参入をチーム一丸となって目指しています。
  選手も仕事とバレーボールと2足のわらじですが、仕事では地域の企業さんに温かく受け入れて頂いたりと日々バレー
 ボールが出来ることに感謝し、私たちのプレーで「夢・挑戦・感動」を分かち合いたいと思います。

Q2 チームカラー(特色)、見どころ、魅力などを教えて下さい。

A: チーム名の「倉敷アブレイズ」の「Ablaze」は「情熱、興奮、燃える」という意味があり、チームカラーの「赤色」か
 ら「炎」をイメージしています。魅力はなんといっても、チーム専用の体育館を設備しており、選手達が自由に
 練習したり、トレーニングができる環境が整っていることです。

Q3 結成から1年弱となる今年の2月には、早くも「全国6人制バレーボールリーグ総合男女優勝大会」の決勝リーグに進
  出されたそうですね。

   更に活躍・躍進に勢いが増している最中でしたが、現在、チームの状態やコンディション調整、練習はどのようにさ
  れているのでしょうか?

A: 今年は、新型コロナウィルスにより多くの大会が中止が決まっています。その中で選手のモチベーションを上げながら
   の練習は難しいですが、この期間はチームにとっては大きく成長できるチャンスだと考えています。バレーボールの技術
 だけではなく、栄養面、メンタル面、自身の身体の見直しを行いながら、感染防止をチーム全体で徹底して行い、活動を
 続けています。
  次、大会などで見て頂ける機会があった時に、大きく生まれ変わった姿を見せれるよう精進していきます。

Q4 選手の皆さんは、仕事をしながら練習もされているそうですが、普段の練習時間はどのくらいですか?

A: 週 5日 3~4時間です。

Q5 7月に行われたトライアウトはいかがでしたか?

A: 第3期生のトライアウトを行いました。年々トライアウトの申込も増えてきており、今回は20名もトライアウトに
  参加して下さいました。来年度高校、大学を卒業する選手がほとんどで、年々チームの平均年齢が若くなっているの
  で、とても活気のある選手たちが加入してくれます。

Q6 次回出場予定の大会は?倉敷(岡山)で応援できる機会はありますか?

A: 今、多くの大会が中止となっていますので、現在出場予定の大会は、翌年1月~3月にある「第11回全国6人制バレー
  ボールリーグ総合男女優勝大会」です。開催地ではないので岡山での大会はございませんが、他の大会への出場などが
  決まり次第公式HPなどでお知らせしますので、是非応援に来ていただき、バレーボールの楽しさを知ってもらいたい
  です。

後編につづく

~倉敷アブレイズ~
プラント建設業などを営む「秀栄システムテクノ株式会社」が母体となり平成31年に結成された女子6人制バレーボール実業団チーム。
地元高校の出身者ら15人が所属。
倉敷から国内最高峰のVリーグ入りを目指している。

・主な戦績
 第13回井原市長杯争奪優勝大会 優勝
 第13回中国6人制バレーボールクラブカップ男女選手権大会 優勝
 第10回全国6人制バレーボールリーグ総合男女優勝大会 8位/12チーム中